• 寄生素子リダクションおよび解析

概要

ナノメータ・デザイン・ノードでは、配線の寄生素子は回路の動作に重大な影響をおよぼします。これら先端プロセス・テクノロジ・ノードには、さらに高い精度が必要です。

シルバコの寄生ネットリスト解析ツールおよびリダクション・ツールでは、パフォーマンス、速度、精度すべてを兼ね備えています。シルバコは、アナログ、デジタル、RF、ミックスドシグナル、メモリ・デザインのポスト・レイアウト検証フロー全体をスピードアップさせる包括的な解析ツールを提供します。

Jivaro Proは、寄生ネットワークのリダクションに特化したユニークなスタンドアロン・ソリューションです。高い精度を維持しつつ、大規模な寄生素子が抽出された回路のポスト・レイアウト・シミュレーションを高速に実行します。

Visoは、ナノメータ・プロセスで回路の動作に重大な影響をおよぼすRC寄生素子ネットワークの電気的性質を解析します。これらの影響が、回路のゲイン、遅延、最大クロック・レート、クロス・カップリング、ESD保護レベルおよびその他の機能に影響をおよぼします。Visoの寄生素子に着目したアプローチにより配線の寄生素子の解析をすることで、迅速な問題点の特定が可能です。異なる抽出ネットリストの比較を正確に行い、タイミングの予測をすることができます。

PEX Certifyは、抽出されたネットリストを介したレイアウト比較に使用されます。2 つの異なる抽出されたネットリストを比較し、主にレイアウト寄生抽出 (LPE) フローの適格性評価などで使用されます。

Parasitic Analysis and Comparison Flow

寄生素子抽出、解析およびデバッグ・フロー