Designing with Silvaco’s Octal SPI Memory Controller with Advanced Memory Support for IoT Systems
配信開始日: 2021年9月14日
半導体のマーケット・セグメントに共通して言えること、それはメモリが必要、ということです。 しかし、メモリの特性やインタフェースは、市場セグメントやアプリケーションによって大きく異なります。本ウェビナーでは、モバイルやIoTアプリケーションをターゲットとする「SPI」(Serial Peripheral Interface)信号を使用するメモリ・デバイスに焦点を当てます。
SPIは、1979年にモトローラが開発したインタフェースで、組み込みシステム内での短距離通信を目的としています。その人気は瞬く間に広がり、SPIはすぐに多くのバリエーションを生み出しましたが、統一された規格はありませんでした。SPIの開発から約30年たち、IoT分野での需要拡大に対応するため、FLASHメモリ・メーカがSPIを採用しました。エッジ・デバイスの複雑化に伴い、メモリの性能向上が求められるようになり、SPIインタフェースはこれらの新たな課題に対応するために進化しました。SPIには、Dual、Quad、Octal、Octal DDR(Double Data Rate)といった種類があります。Octal DDRでは、インタフェースの性能がFLASHデバイスに加えRAMデバイスのサポートも可能だったため、必要とされていた標準化は、似たような仕様が重複する形で実現することになりました。
今日のIoTシステムには、これらのメモリとインタフェースをとるためのソリューションとなるOctal SPIメモリ・コントローラが必要です。 シルバコの製品は、XIP(Execute In Place)などの強力な機能を持ち、FLASHとPSRAMのメモリをサポートしています。
内容:
- Octal SPIコントローラのアーキテクチャと主な機能
- 組み込みシステムでの一般的な統合Octal SPIの実装
- 動作モードの定義と説明
- シームレスなメモリ・アクセス、さまざまなメモリ・デバイスのサポート、クロックや統合シナリオに対応する柔軟性
- XIP(Execute in Place)およびPSRAMのサポート
プレゼンタ
Errett Hogrefeは、シルバコIP DivisionのSenior Digital Design Engineerで、SPI、Quad-SPI、Octal-SPI Controllerを含む、シルバコIPポートフォリオのデジタル・コアを設計、開発、サポートしています。2017年に入社する前はSoC Solutionsで16年間、さまざまな領域のエンジニアを務めていました。
対象:
IP、回路、CAD、SoC、システムに関わる設計エンジニア、プロダクト・マネージャ、エンジニアリング・マネージャ。
[日本時間]
開催日: 2021年9月10日
配信: オンライン
開催時間: 2:00-2:30 JST
言語: 英語