VarManを使用したスタンダード・セルの統計的キャラクタライゼーション
配信開始日: 2018年3月1日
半導体の新しいプロセス・ノードにおけるプロセスばらつきは、グローバル、ローカルを問わず、スタンダード・セル・ライブラリのパフォーマンスを左右する重要な要素になっています。電源と温度変動を組み合わせた場合、従来手法での3シグマ・プロセス・コーナーの検出、または6シグマ検証の実行は、膨大な数のシミュレーションを必要とするため、非現実的になって来ています。本ウェビナーではシルバコのVarManで、どのようにしてこの問題を解決するかをご説明します。VarManツールには、Fast Monte Carlo、Variability eXplorer、high-sigma Yield Estimation、high-sigma Performance Limit、そしてLibrary VarManが含まれています。これらのユニークなツールは、スタンダード・セル・ライブラリのキャラクタライゼーションや品質保証に必要となるシミュレーションの数を大幅に減らしながらも、高い精度を維持することで、ばらつきを加味した設計およびキャラクタライゼーションを可能にします。
概要:
- スタンダード・セルの統計的キャラクタライゼーションの主要な課題
- 多数のプロセス・コーナー
- ワーストケース条件を検出する難しさ
- ハイ・シグマ検証に必要となる膨大なシミュレーション
- ローカル・ミスマッチによる状況の複雑化
- スタンダード・セルの統計的キャラクタライゼーションに関連する統計の概要
- スタンダード・セル・ライブラリ・キャラクタライゼーションに使用されるVarManのアプリケーション
- Fast Monte Carlo
- Variability eXplorer
- High-sigma performance limit and yield analysis
- Library VarMan
プレゼンタ
Prashant Singh博士はシルバコのApplications Engineerです。Massachusetts Institute of Technologyで物理学と電気工学の学位を取得して卒業後、General Electricに勤務しEdison Engineering Programを終了、Rensselaer Polytechnic Instituteで電気工学の学位と博士号を取得しました。博士課程終了後、Singh博士はLucent Technologiesで高速オプトエレクトロニクス・コンポーネントを、LSI Corporation、Qlogic、Koolchip、Invecasで高速シリアル・インタフェースを開発しました。Singh博士は現在、シルバコで、回路検証および品質保証を専門としています。
[日本時間]
開催日: 2018年3月1日
配信: オンライン
開催時間: 3:00am-4:00am JST
言語: 英語
対象
スタンダード・セル・ライブラリ・キャラクタライゼーションでの効率と精度向上のソリューションを求める設計・検証技術者およびマネージャ