RPI TFTモデルの理解と実装(2)リーク電流モデル
配信開始日: 2023年6月7日 レンセラー工科大学が開発したRPI TFTモデルは、TFT業界ではデファクトスタンダードな回路シミュレーションモデルとして広く普及し、シルバコ社製SmartSpiceをはじめ多くの回路シミュレータに実装されています。モデルが含む式やパラメータの数が比較的少ないため、実務者が物理的背景を理解した上でVerilog-A言語等で所望の拡張を行い、実務に活用することも可能です。本ウェビナーでは、RPI TFTモデルを理解する上で、比較的難所となるポイントについて解説を試みます。第2回目は、リーク電流モデルを扱います。
内容
- RPI TFTモデルに実装されているリーク電流モデル
- モデル式の導出
- シミュレーション結果と考察
- (参考)Verilog-A言語による実装
プレゼンタ
株式会社シルバコ・ジャパン
ディスプレイテクノロジー戦略責任者 渡辺 誠
渡辺誠は、シルバコ・ジャパンのディスプレイテクノロジー戦略責任者です。シルバコ・ジャパンに2020年に入社して以来、ディスプレイに関連するEDA技術の開発を推進しています。入社以前は、NEC、ソニー、ジャパンディスプレイにて、ディスプレイおよび設計環境を開発するエンジニア、マネジメントとして活動し、 25年以上の経験を有しています。
対象
TFTデバイスの研究開発・設計およびSPICEモデル開発に携わる技術者、設計者、マネージャ
[日本時間]
開催日: 2023年5月30日
配信: オンライン
開催時間: 13:00-13:40 JST
言語: 日本語