Learn About Advanced TFT-Based Flat Panel Design with SmartSpice
配信開始日: 2023年3月24日
本ウェビナーでは、SmartSpice独自の4端子TFTコンパクトモデルを採用するメリットを紹介するとともに、SmartSpice Flex Modeling技術を用いた残像の問題に対するシミュレーションについて解説します。
現在市場にある多くのTFT技術は4端子デバイスをベースにしていますが、他ベンダーのSPICEシミュレータは3端子TFTコンパクトモデルしかサポートしていません。シルバコの4端子TFTモデルは、市場でもユニークな存在です。このコンパクト・モデルの主な特徴と、モデリングと設計チームの双方にもたらす自由度の一部を紹介します。
残像はディスプレイ業界では長年の課題となっています。この問題を効果的に解決するため、あるいは製品への影響を最小限に抑えるために、ディスプレイメーカや家電ベンダはこの効果をSPICEレベルでシミュレートする必要があります。本ウェビナーでは、SmartSpice Flex Modelingテクノロジを使用して、残像の問題をシミュレートし、SPICEシミュレーションであらゆる動的デバイス効果をモデル化する方法について説明します。
内容
- 4端子TFTモデル採用の重要性
- 残像問題のクイックレビュー
- その根本的な原因への深い理解
- SmartSpice Flex Modelingを使用した残像のシミュレーション方法
- ディスプレイ(あるいは製品のディスプレイ)のクオリティを上げる方法
プレゼンタ
Jody Matos, Director of Circuit Simulation, Silvaco, Inc.
Dr. Jody Matosは、ソフトウェアとハードウェア設計の研究開発に情熱を注ぐ、博士号を持つコンピュータサイエンティストです。現在、シルバコの回路シミュレーション担当ディレクターとして、EDAツールの最先端研究開発およびビジネス関連プロジェクトを管理しています。現在、アナログ、デジタル、ミックスド・シグナルICの回路シミュレーションと解析に携わっています。
Dr. Matos は、ブラジルのリオグランデ・ド・スル連邦大学(UFRGS)でコンピュータサイエンスの博士号を、同大学でマイクロエレクトロニクスの修士号を取得しています。コンピュータサイエンスとマイクロエレクトロニクスの両方の知識をミックスした30以上の研究論文と特許出願を共著で発表しています。また、設計自動化の分野で有名な学術誌や国際会議の専門家審査員や技術委員を務めています。
対象:
回路シミュレーション分野のディスプレイ設計者、アナログ回路設計者、CAD・SoC設計エンジニア、プロダクトマネージャ、エンジニアリング管理者
[日本時間]
開催日: 2023年3月24日
配信: オンライン
開催時間: 2:00am-2:30am JST
言語: 英語