Jivaro寄生リダクションによる回路シミュレーションの加速
配信開始日: 2020年1月17日
Jivaroは、抵抗、容量、インダクタ (RLCK) を含む寄生ネットワークのリダクションを行うユニークなスタンドアロン・ソリューションです。非常に多くの寄生素子が抽出された回路のポスト・レイアウト・シミュレーションを行うバックエンド検証チーム (SPICEまたはFastSpiceユーザ) が、高精度な結果を維持しつつ、高速にシミュレーションを実施するのに役立ちます。
また、Jivaroは精度を制御しながらリダクションプロセスを管理するための各種機能を備えています。Jivaroは追加設定なしでシンプルかつ直接的に実行でき、基本的なリダクション機能はほとんどの設計者の期待に応えます。精度を維持しながら、さらにシミュレーション速度を加速するには、寄生ネットワークの複雑性を低減する高度な技術が必要になります。
Jivaroを簡単に紹介した後、シミュレーション・フローを向上する手法を示し、高度なネットリスト・リダクションを行うために必要な機能および制御を確認します。
内容:
- 抽出されたRCLネットリストのリダクションを実行し、高い精度レベルを維持しながらSPICEシミュレーションを高速化
- Jivaroがシミュレーション・パフォーマンスに与える効果を高める手法
プレゼンタ
Simon-Alexis Abricは、シルバコ・フランスのCorporate Application Engineerです。リダクション (Jivaro) および寄生解析 (Alps) 製品の技術的なカスタマ・サポートを担当しています。シルバコ入社以前は、4年間Edxact SAのApplication Engineerでした。
Abricは、2013にフランスのボルドーにあるENSEIRB engineering school で集積回路およびシステム工学の修士号を取得しています。
[日本時間]
開催日: 2020年1月17日
配信: オンライン
開催時間: 3:00am-4:00am JST
言語: 英語
対象:
ポスト・レイアウト・ネットリストに取り組んでいる方、寄生抽出を使用している方、寄生抽出後のシミュレーションに大きな影響を受け、実行時間を短縮するソリューションを模索しているエンジニア、アナログおよびデジタル設計者、CADおよびPDKエンジニア