サイミックス、シルバコのアナログ・ミックスド・シグナル設計フローを採用


神奈川県横浜市発 – 2013年10月3日
株式会社シルバコ・ジャパン(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:デイビット・ハリデー、以下シルバコ)は、サイミックス株式会社(本社:長野県茅野市、代表取締役社長:吉川 久男、以下サイミックス)が、アナログ・ミックスド・シグナル設計環境としてシルバコのデザインフローを採用したことを発表しました。

サイミックスは2012年に起業した半導体技術をベースにシステムビジネスを進めるファブレス企業です。中でも半導体事業においては、製造プロセスも熟知した経験豊富なエンジニアが国内のパートナー企業と連携することで、商品価値の高い製品を顧客に提供しています。 サイミックスは事業開始にあたりEDAツールの評価を行った結果、シルバコのアナログ・ミックスド・シグナル設計フローの採用を決定しました。採用後すぐに運用を開始し、すでにテープアウトを完了しています。

シルバコの提供するアナログ・ミックスド・シグナル設計フローは、独自のEDAトークンライセンスシステムと国内外のファンドリで採用の広がるシルバコPDKにより、スタートアップ企業にとってリーズナブルなコストで高い信頼性を有する魅力的な設計環境となっています。

サイミックスの取締役、IC事業部長の阿部崇氏は次のように述べています。 「半導体技術をベースとする当社において、開発スピードと製品の信頼性はともに重要です。そのためEDAベンダーの選定においても導入コストはもとより、技術サポート力、国内ファンドリのPDKサポートが大きな選定理由になりました。今回シルバコの設計フローを導入することで、さまざまな課題を解決し、製品価値の向上に注力することができるようになりました。」

シルバコ・ジャパンのジェネラルマネージャー古井芳春は次のように述べています。 「半導体の設計技術だけでなく、プロセス、量産、品質管理の経験、知識が豊富なサイミックスにシルバコの設計フローを採用いただいたことを大変嬉しく思っています。今後もお客様の視点にたったサポートを継続し、サイミックスの成功を支える良きパートナーでありたいと思っています。」

概要:サイミックス株式会社

サイミックスは、半導体の技術をベースにして、IC(LSI)、MEMSなどの製品を開発・製造するとともに、それらの製品と他社の優れた技術・製品を組合わせてシステムビジネスを進めます。より小さな、より省電力の製品を作りだすことにより、環境、エコ、安全安心な社会につながるビジネスを進め、社会に貢献していきます。
www.simics.co.jp

概要:Silvaco, Inc.

米国Silvaco, Inc.は、TCAD、回路シミュレーション、およびIC CADツールのリーディング・ベンダです。シルバコのツールは、ファウンドリにおけるプロセス技術の開発や、デザイン・ハウスにおけるアナログ/ミックスド・シグナル/RF IC設計に使用されています。シルバコが提供するPDKベースの統合設計フローは、他社製設計ツールとのインタフェースを備えています。シルバコは、世界中の主要地域に事業拠点を構え、グローバルなプレゼンスを有しています。
www.silvaco.com

概要:株式会社シルバコ・ジャパン

株式会社シルバコ・ジャパンは、1989年に現在のSilvaco, Inc.の日本支社として設立、1995年に日本法人として登記されました。シルバコ・ジャパンは、日本のTCADおよびEDAソフトウェア業界におけるトップ・カンパニーを目指し、技術サポートと営業の強化、研究開発環境の拡充に全力をあげています。事業拠点を横浜本社および京都オフィスに構え、充実したサービスを展開しています。
www.silvaco.co.jp

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jppress@silvaco.com