シルバコ、Teledyne e2vがCMOSイメージ・センサの開発を加速するため、Victory TCADソリューションの採用を拡大すると発表
カリフォルニア州サンタクララ発 – 2022年3月2日
TCAD、EDAソフトウェア、デザインIPのリーディング・プロバイダであるSilvaco Group, Inc(以下シルバコ)は、本日イメージング・ソリューションのグローバル・リーダであるTeledyne e2vが、CMOSイメージ・センサの開発を加速させるためにシルバコのTCADソリューションVictoryの契約を更新したことを発表しました。Teledyne e2vは、高性能イメージ・センサの開発において長い歴史を持ち、シルバコとの長年に渡るパートナーシップのもと TCAD ソフトウェアを使用しています。
「当社は、イメージ・センサの設計と解析のために包括的なフローを提供するシルバコのTCADソリューションを長期的に使用してきました。」と、Teledyne e2v Technology & Product DevelopmentのDirectorであるAna González Márquez氏は述べています。 「Victory TCADソリューションにより、様々な画素構造を迅速に解析することができます。性能に影響を与える主要なパラメータを特定するために、異なる形状の影響を簡単に調査することができます。このように、製造前に複数のバリエーションを効果的に評価することで、最終デザインに早期に到達し、製造コストと開発時間を削減することができます。」
新しい画素デバイスを開発する際に、デバイスの特性と性能を正確にシミュレーションすることが重要な要件となっています。Victory Processは、シリコン・プロセスのオペレーションを正確にモデリングし、画素を正確にデジタル表現することが可能です。その後、Victory MeshおよびVictory Deviceツールにより、画素のシミュレーションを行い、物理的および電気的性能を示すことができます。これらの結果はすべて、最終的なイメージ・センサの設計において、画素の性能がセンサの仕様を満たすことを保証するために不可欠なものです。
「CMOSイメージ・センサの市場は、自動車、ファクトリ・オートメーション、マシンビジョン、ヘルスケア、防衛、航空宇宙などの分野で急速に拡大しています。」と、 シルバコ TCAD Division VP兼GMのEric Guichardは述べています。「シルバコの2D/3D Victory TCADソリューションは、オプトエレクトロニクス・デバイス、特にCMOSイメージ・センサのシミュレーション、解析、最適化を行うために独自の技術を提供しています。当社は、Teledyne e2vのCMOSイメージ・センサ開発の加速のため、同社との長期的な顧客そしてパートナの関係を継続できることを嬉しく思っており、今後のコラボレーションにも期待しています。」
概要:Silvaco Group, Inc.
シルバコは、 TCAD、EDAソフトウェア、および半導体設計IPのリーディング・プロバイダです。先端半導体、パワーIC、ディスプレイ、メモリ、およびSoC設計のプロセス開発やデバイス設計に使用する製品を提供しています。シルバコは35年以上にわたり、お客様の次世代半導体開発において、期間短縮とコスト削減に貢献してきました。カリフォルニア州サンタクララに本社を構え、北米、ヨーロッパ、日本、中国、台湾、韓国、シンガポールなどの世界各地に事業拠点を置いています。
概要:Teledyne e2v
Teledyne e2v’s innovations lead developments in healthcare, life sciences, space, transportation, defense, security, and industrial markets. Teledyne e2v’s unique approach involves listening to the market and application challenges of customers and partnering with them to provide innovative standard, semi-custom, or fully-custom solutions, bringing increased value to their systems.
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