SilTerra、シルバコのライブラリ・キャラクタライゼーションおよび最適化ツールを活用し、ファウンドリ・スタンダード・セルIPの開発効率を向上

カリフォルニア州サンタクララ発 – 2023年7月6日

TCAD、EDAソフトウェア、設計IPのプロバイダであるSilvaco Group, Inc.(以下「シルバコ」)は本日、SilTerra社が同社のファウンドリ・スタンダード・セルIPの開発における研究開発チームの自動化と効率化を図るため、同社のライブラリ・キャラクタライゼーション、最適化、回路シミュレーション・ツールであるViola、CelloおよびSmartSpiceを採用したことを発表しました。

SilTerra Malaysia Sdn Bhd(以下「SilTerra」)は、先進ロジック、BCD、ミックスドシグナル、RF、高耐圧アプリケーション向けの相補型金属酸化膜半導体(以下「CMOS」)製造技術に特化した世界的な200mm半導体ファウンドリーである。同社は、シリコンフォトニクス、バイオフォトニクス、CMOS上の微小電気機械システム(MEMS)、窒化ガリウム(GaN)などの「エマージング・テクノロジ」とも呼ばれる先端技術分野にも進出しています。同社は、Bursa Malaysiaのメインマーケットに上場しているDagang NeXchange Berhad(「DNeX」)とBeijing Integrated Circuit Advanced Manufacturing and High-End Equipment Equity Investment Fund Center(リミテッド・パートナーシップ)(「CGP Fund」)の戦略的投資先である。同社の詳細については、https://www.silterra.comを参照ください。

SilTerra社の設計技術ディレクタであるSang Hyun Park氏は、次のように述べています。「Viola、Cello、SmartSpiceの組み合わせは、効率的で生産性が高く、セットアップが容易なライブラリ開発プラットフォームを提供します。これまでに社内で作成したライブラリは合計約50に上り、その数は増え続けています。この成果は、比較的小規模なチームによって実現したものです。シルバコのツールがなかったら、もっと大規模な労働力が必要だったでしょう。シルバコのサポートは、私たちの小さなチームがファウンドリ・スタンダード・セル・ライブラリの作成で迅速に生産性を向上させる上で、非常に重要な役割を果たしました。」

SilTerra社の技術開発担当上級副社長、Arjun Kumar Kantimahanti氏は次のように述べています。「シルバコの一連のIP開発ソリューションは、社内の設計チームが必要なIPを納期通りに提供するのに大いに役立っています。また、研修生やインターン、大学プログラムへの設計ノウハウや手法の移転を促進するのにも役立っています。」

シルバコのCEO、Babak Taheri博士は、次のように述べています。「SilTerra社で当社のソリューションが採用されたことを喜ばしく思うとともに、我々の大切なお客様であることを誇りに思います。当社は、ファウンドリおよびファブレス半導体企業向けに特化した包括的なソリューションを提供しており、この重要な市場でお客様に競争力を提供するため、ソリューションの継続的な改善に取り組んでいます。」

シルバコのEDA事業部副社長兼GMのDan FitzPatrickは次のように述べています。「Cello、Viola、SmartSpiceの組み合わせは、標準セル・ライブラリのマイグレーション、最適化、キャラクタライゼーションのための柔軟で統一されたプラットフォームを提供します。このソリューションを活用することで、SilTerra社のような企業は、ライブラリ生成プロセスを最適化し、業務の合理化とリソースの節約を実現することができます。」

概要:Silvaco Group, Inc.

シルバコは、先端半導体、パワーIC、ディスプレイ、メモリ、SoC設計のプロセスおよびデバイス開発に使用されるTCAD、EDAソフトウェア、および半導体設計IPを提供する会社です。シルバコは、カリフォルニア州サンタクララに本社を置き、北米、ヨーロッパ、ブラジル、中国、日本、韓国、シンガポール、台湾にオフィスを構えるグローバル企業です。

本件に関してのお問い合わせ:
jppress@silvaco.com

SilTerra社 プレス/メディア連絡先
Datuk Zaini Bin Maatan
zaini_maatan@silterra.com