立命館大学、シルバコの教育機関向けライセンスを採用

横浜市発 – 2015年4月22日 -株式会社シルバコ・ジャパン(本社:神奈川県横浜市、以下シルバコ)は、立命館大学(所在地:滋賀県草津市野路東、以下立命館)が理工学部の電子情報工学科のカリキュラムにシルバコのアナログEDAツールを採用したと発表しました。

立命館の同学科では、数学や電気電子回路の基礎知識、コンピュータやソフトウェアなどの専門知識、ネットワーク通信やシステムLSIに関する応用知識までを段階的に教育しています。さらに充実した電子回路設計及びプログラミング演習を行うため、設計やシミュレーションに必要なすべてのツールをシルバコから導入し、実践的な技術力を高めます。

シルバコは教育と研究に幅広く貢献するため、教育研究機関向けに特別なEDA及びTCADツールのライセンス・プログラムを提供しており、現在多くの教育研究機関で活用されています。今回、立命館が採用したツール群は、すべてこのプログラムに含まれています。

立命館の藤田智弘教授は次のように述べています。「同学科では以前からSPICEを使った演習を行っていました。しかし近年の電子デバイスの微細化によって生じる様々な物理的問題により、設計者に求められるスキルも広がっています。シルバコの教育研究機関向けプログラムを採用することで、回路シミュレーションだけではなく、回路設計からレイアウト設計、また寄生容量を考慮したバックアノテーションまで高いレベルのカリキュラムを実施できると期待しています。」

シルバコのジェネラルマネージャである古井芳春は、次のように述べています。「立命館のカリキュラムに教育研究機関向けプログラムが採用されたことを大変うれしく思っています。機能制限なく利用できるシルバコのEDA及びTCADツールは多くの教育研究機関に導入いただいております。今後も学術、研究で活躍される多くの方々に喜んでいただけるよう力強くサポートを続けていきます。」

TCAD tools, available without any functional limitation, have been adopted by many academic and educational institutes. We will continue to strongly support academic and educational institutes with our entire product portfolio.”

概要:株式会社シルバコ・ジャパン

株式会社シルバコ・ジャパンは、1989年に現在のSilvaco, Inc.の日本支社として設立、1995年に日本法人として登記されました。シルバコ・ジャパンは、日本のTCADおよびEDAソフトウェア業界におけるトップ・カンパニーを目指し、技術サポートと営業の強化、研究開発環境の拡充に全力をあげています。事業拠点を横浜本社および京都オフィスに構え、充実したサービスを展開しています。

本件に関してのお問い合わせ:
jppress@silvaco.com