InvenSense、世界トップレベルのセンサ製品にシルバコのI3Cを選択


米国カリフォルニア州サンタクララ発-2018年3月12日 – Silvaco Inc. (以下シルバコ)は本日、TDKグループ企業であるInvenSense, Inc.(以下InvenSense)が、シルバコのI3Cテクノロジを自社の世界トップレベルのセンサ製品で使用できるよう、ライセンスを取得したことを発表しました。シルバコは、センサ関連の幅広い用途に適した、機能が豊富でコンフィギャラブルなI3C製品を提供します。

  • I3C Dual Role Masterにより、あらゆるSoCにI3Cマスタ機能を追加
  • I3C Advanced Slaveにより、あらゆるSoCにI3Cスレーブ機能を追加
  • I3C Autonomous Slaveにより、シンプルなセンサやデータ収集アプリケーションなどのチップ・デザインに組込みマイクロプロセッサの必要なく、I3Cスレーブ機能を追加
  • I3C SubsystemはARM® Cortex-M0プロセッサをベースとする完璧なサブシステムであり、プロセッサ・コンプレックス、AMBA®バス・インフラストラクチャ、主要な周辺機器、I3C Dual Role Masterを含むため、お客様にI3C機能がすぐに使えるSoCを提供可能

「InvenSense製品へのAdvanced Slaveコアの統合において、シルバコと協業できることをうれしく思います。」とInvenSenseのIC DesignのDirectorであるSarvesh Shrivastava氏は述べています。「コアの低消費電力、小面積を合わせ持つ豊富な機能は、コストに敏感なセンサ・アプリケーションに最適です。」

「今、最もホットな規格の1つであるI3Cは、世界中で数多く採用が進んでいます。」とシルバコIP DivisionのGeneral ManagerであるWarren Savageは述べています。「InvenSenseのようなトップ企業との協業により、シルバコは最先端の半導体製品で求められる厳しいニーズを満たす、高品質な製品の開発を続けることができます。」

シルバコは、ライセンス可能な100近いIPタイトルを保有しています。詳細については、シルバコのウェブサイトwww.silvaco.com/ip、またはこちらまでお問い合わせください。

概要:Silvaco, Inc.

Silvaco, Inc.は、TCAD、EDAソフトウェアのリーディング・プロバイダです。プロセス/デバイス・シミュレータや、アナログ/ミックスド・シグナルIC、パワーIC、メモリなどの設計自動化ツールを提供しています。また、Silvacoは、TCADからサインオフまでの完全な開発設計フローをカバーする製品ラインナップを半導体企業に提供します。ディスプレイ、パワー・エレクトロニクス、光学デバイス向けシミュレーションや、放射線の影響やソフトエラーに対する信頼性検証、先端CMOSプロセスやIP開発向けシミュレーションなど、幅広い用途に対応できるさまざまな製品を取り扱っています。Silvacoはこれまで30年以上にわたり、お客様がコストを削減して市場投入までの時間を最短化し、競争力のある製品を開発することに貢献してきました。Silvacoは米カリフォルニア州サンタクララに本社を置き、北米、ヨーロッパ、日本を含むアジア各地に事業拠点を構えており、今後も世界中のお客様に優れた製品とサポートを提供してまいります。

本件に関してのお問い合わせ:
jppress@silvaco.com